千葉県自動車大学校2年生 沖縄研修旅行
二級自動車整備科
2016/07/22
千葉県自動車大学校、2年生は6月23日(火)~6月27日(土)に4泊5日で沖縄研修旅行を沖縄県本島と宮古島にて実施しました。本年は『異国情緒漂う美しい沖縄で、見聞を広めるとともに自然と平和の大切さを考える。また、団体行動での個人のあり方を自覚し、学友との親睦を更に深め良い思い出となる旅にする。』という目標を掲げました。
1日目
研修旅行初日は、羽田空港に集合しました。不慣れな荷物の預け入れなどに四苦八苦しながらも、無事に飛行機に乗り込み、いざ沖縄へ。
那覇空港に到着した後は、平和学習を行う為に、ひめゆり平和祈念資料館と平和祈念公園に向かいました。両施設共に、太平洋戦争末期に沖縄戦で亡くなられた方々の鎮魂と世界平和祈念の為の施設で、戦争の悲惨さや過酷さ、そして命の大切さを学ぶ為の展示や映像資料がありました。
生徒たちは、現実に起きた凄惨な歴史を学び、現在の平和の有難さを改めて感じる事で、二度と戦争を起こしてはならないと、深く心に刻んだことでしょう。
その後、飛行機で宮古島へ移動しました。ホテルに到着後、夕食となり、各自移動の疲れを癒しました。
2日目
朝から快晴の天気のなか、来間港ビーチにてマリンメニューを体験しました。青い空、白い砂浜、そして青く澄んだ綺麗な海で、シュノーケリングとバナナボートを実施しました。海から上がってきた学生の表情は沖縄の空のように晴れ渡っていて「凄かった!」「綺麗だった!」と、無邪気に沖縄の海を満喫していました。その後、ホテルに戻り、敷地内での自由行動となりました。ホテルのすぐ前にもビーチがあり、「まだ泳ぎ足らない」と泳ぎ始める者や、自前の釣竿を持ち込んで、海釣りを楽しむ者など、各々が思い思いに宮古島の午後を楽しんでいました。
3日目
この日は、グループごとによる自由行動日で、旅行前に、学生たちが自分で行動予定を立て、それぞれの1日を過ごしました。スキューバーダイビング、カヤック、島内観光、ビーチで遊ぶなど、グループごとに行動することで、宮古島での生活に思い出を残すと共に、計画通り予定を実行することで、協調性を身に付けることが出来たと思います。
4日目
いよいよ宮古島での旅行は最終日になりました。まずはバスで「宮古島海中公園」へ。ここは海の中に作られた公園で、窓からありのままの魚たちの姿を覗くことができました。その後、「東平安名崎」に向かいました。ここは、東シナ海と太平洋の境目となる場所で、大きく広がる水平線、その雄大さに、学生たちも圧倒されていました。そこから東平安名崎付近にある「宮古島海宝館」で昼食を頂き、その後に、飛行機で宮古島から沖縄本島へ移動しました。本島に着き、ホテル到着後は、沖縄の名所「国際通り」で、お土産の購入や、沖縄の食事をグループごとに楽しみ、沖縄最後の夜を充実したものにしていました。
5日目
この研修旅行も最終日。まずは、中国と日本の文化が融合したような「首里城」の見学をしました。日本文化とは一味違った空気にふれ、その魅力に、生徒たちも興味津々の様でした。
その後は、沖縄最大級のテーマパーク「おきなわワールド」へ。現地の舞踊「エイサー」見学では、目の前で繰り広げられる、太鼓と踊りの大迫力に、圧倒された生徒達。沖縄の伝統文化に触れ、見聞を広げる事が出来たのではないかと思います。
こうして、5日間の研修旅行を終え、怪我・事故等も無く、全員が無事に帰って来ることが出来ました。また、今回の研修旅行では班行動(自由行動)を充実させるために、学生たちが事前に計画を立てて実行しました。各班とも班長を中心に全員で協力できたと思います。この経験は、学生達にとって大きな成果であり、社会に出てからの、より良い経験となったのでは無いかと思います。
2年生担当 早山