一級自動車研究科 3年生 JU・啓愛社見学

みなさん、こんにちは。 今回は、JU千葉様、啓愛社千葉リサイクル工場様を見学させていただいた模様をご報告します。 まず、JU千葉様は、老舗の中古自動車のオークション会場です。 一週間に約1000台前後の車輌が取引される会場で、オークションの実際をつぶさに見学してまいりました。 オークションに出品される車の状態はみなさんが想像するより様々です。 新車同様の車から、走行距離25万km以上の車、修復歴のある車など、オークションに出品される車の種類や内装・外装の状態など、どれ一つとして同じものはありません。 ご説明いただいた方からも、「中古車の入札は、一期一会です。業者の方も真剣勝負なのです。」とおっしゃっていた通り、どんな車がいくらで売れるのか学生も商売の難しさを感じ取っていたようです。 オークションで車輌を落札する業者の皆様にまじり、学生も数百台の出品車の中から好きな車や気になる車の査定評価と実際の車を確認し、落札価格はどのくらいなのか真剣に予想しておりました。 更には、オークションの出品者や運営側についてのご説明も頂き、オークションについての総合的な理解を深めました。 そして、いざオークション開始! あらかじめご説明いただいた流れに従い、瞬く間に落札されていくモニター画面に視線が釘付となりました。 DSCN1119 - コピー               また、啓愛社千葉リサイクル工場様では、自動車リサイクルの行程を見学させていただきました。 廃車として工場に入荷した車は、法律に従い適正に処理されていきます。 自動車を構成するありとあらゆる材料を、無駄なくリサイクルやリユースするための分別する行程は、大変勉強になります。 自動車材料の再資源化率は、どのくらいかご存知ですか? 国の統計では、93%以上だそうです。 ですから、使用済の車のほとんどは、また何かの材料に生まれ変わっているのです。 見学した学生は、予想以上に細かく分別解体される行程に感心しきりでした。 エアバッグの展開処理なども、専用の機器ですべてのエアバッグを同時展開させるなど、安全で効率的な処理風景も見学させていただきました。 詳しくは、啓愛社様のHP http://www.keiaisha.co.jp/ でご確認ください。 以上が二つの見学場所についてのご報告です。 どちらも撮影に制限がありましたので、写真が寂しく申し訳ありません。 今後、学生はそれぞれの見学場所で見て聞いて肌で感じた様々な事柄を、将来の仕事に必ず役立ててくれることと思います。 ご協力いただきました見学場所関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。 学生には、狭い範囲の知識だけではなく、幅広い知識を実際に肌で感じ、成長してほしいとあらためて感じた一日でした。 佐々木

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