千葉県自動車大学校の二級自動車整備科第48期及び一級自動車研究科17期の2年生は、
11月下旬に2日間の日程で、茨城県ひたちなか市にある安全運転中央研修所にて、
「危険予測や危険回避を習得し、安全運転の大切さを考える。」という目的で、
交通安全技術と理論を学んできました。
2日間にわたる研修内容は、座学で車両の特性や交通心理学を学び、運転適性検査では反射神経、
動作の正確さなどの診断を受け、自分の技量を確認することができました。
実技では日常点検後、パイロンスラロームにおいて良い運転姿勢と悪い運転姿勢で走行を比較し、
運転姿勢の大切さを確認しました。
また、緊急ブレーキを行うことでABSの効力、滑りやすい路面でオーバステア、アンダステア
の挙動体験や、ハンドル操作による障害物回避の体験も行いました。
最終の実技では、模擬市街路を危険予測しながら走行しましたが、
「危険が潜んでいると思っても、行動に移さなければ価値がない。」との教官のまとめの言葉に、
自身の安全運転に対する意識の低さを実感しておりました。
この研修の中で、体験した運転上の危険予測と回避方法を今後の運転に活かして欲しいと思います。
そして、円滑な交通社会を目指し安全運転を心掛け、セーフティドライバーとなれる事を願います。
担当 墨田