今回は、点検実習の授業風景をご紹介します。
学校にある車両を使って、様々な自動車の点検方法や各種テスター類を使いこなし、
自動車の性能や機能を確認する実習です。
・四輪アライメントテスター・・・
自動車のタイヤを角度などを1°以下まで測定し、そのまま調整までできる優れモノです!!
・油圧測定・・・
パワーステアリングの油圧測定です。この測定値から、様々な故障を推測するができます。
・電気自動車の日産リーフで、モータルーム内の各種部品の確認です。
エンジンに詳しくなってきた学生ですが、電気自動車はまだ見慣れないようで
熱心に先生の説明を聞いています。
・日産e-power(ノート)で、補機バッテリの場所の確認をしています。
どんなに新しい車でも、自動車として基本的な構造は同じという事を再確認しています。
・マツダのデミオ(クリーンディーゼル)車で、各部品の作動確認です。
普段あまりさわる事のないディーゼル車両について、教科書に書いてある内容を再確認していきます。
・トヨタのヴォクシー(ハイブリッド)で、ブレーキ制御停止モードにする作業をします。
世の中がハイブリッドが多くなったこの時代で、しっかりとした整備を行えるように
いつにも増して真剣な面持ちです!
・シミュレーションテスター・・・
自動車がどれくらいの力を持っているのか、自動車をローラの上で走らせて測定を行います。
授業内容としてはかなり難しい内容ですが、やはり実際に車を動かすのは楽しいようで、
みんなで和気あいあいと勉強していました。
各班に分かれ出力や油圧の測定、ハイブリッド車や電気自動車、クリーンディーゼル車を使用し
各車の性能機能などを確認していきます。学生はこれからの勉強に役立てていきます。
2年生担当 墨田