3年生 測定実習
一級自動車研究科
2016/06/15
今回は研究科3年生で5月に実施していた測定実習の様子をお伝えします。
最近の自動車はECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)と呼ばれるコンピューターで制御されていて、その搭載数は多い車で100個以上と言われています。このECUは、様々なセンサーや作動部品(アクチュエータといいます)を利用し、安全性や快適性を高めています。これらECUやセンサーなどの点検にはデジタルテスターや、外部診断器、オシロスコープといった機器が不可欠ですので、測定実習でその使用方法や注意点などについて学んでいきます。
○外部診断器と呼ばれる機器です。ECUの制御状態の他、様々な情報を確認する事ができます。
○オシロスコープという機器です。ECUをはじめ、各センサーや作動部品などの信号電圧を確認する事ができる便利な測定機器です。
これからの整備に必要な知識と言うこともあって、全員真剣に取組んでいきました。その甲斐もあり、しっかりした基礎固めが出来上がりました。次のエンジン電子制御実習では測定実習で得た知識とスキルを生かしていきます!
1級自動車研究科 村井