研究科3年 工作実習

今回は研究科3年生の工作実習の様子をお届けします。 夏休み明けの9月、まだ残暑が厳しい中でスタートしました、今年はツールキャディの製作です。 外観はもちろんの事、強度や精度などにもこだわってクオリティの高い製品を作り上げましたのでそのプロセスを紹介したいと思います! まずは製図を確認するところからスタートです。ここの認識に誤差があるとこの後の作業にも大きく影響がでます。各チームで情報を共有し、作業の分担を決めて行きます。 次に材料の切り出しを進めていきます。各チームに配られている材料の量は決まっている為、ミスがあると材料が不足してしまいます。全員で確認作業を繰り返しながら精度の高い部材を作り出していきます。 DSCN0682     部品の準備が整ったところで溶接にて組み立てていきます。部材と部材の溶接と考えると単調で軽い作業に思えるのですが、直角度を出すのがなかなか難しい。冶具と呼ばれる道具を駆使しながら丁寧に組み立てていきます。 DSCN0678DSCN0669       DSCN0670DSCN0672 DSCN0667   DSCN0673                                 溶接が完了したら次に塗装です。塗るというシンプルな作業ですが、ムラがあると一番目立ってしまうという重要な作業でもあります。最後の仕上げということで、チーム全員で協力して何度も重ね塗りを行っていきました。 DSCN0681     天板や棚板を取り付けて完成です。 IMG_0005 IMG_0003 IMG_0001 IMG_0008                             なかなかの出来栄えじゃないですか? 並べてみると、5台とも同じクオリティで仕上がっているのが良く分ります。 DSCN0921       それぞれのチームが、精度が要求される作業や、仕事の分担と段取りについてよく取組んだ結果です。ものづくりの楽しさを実感した良い実習だったと思います!

研究科 担当 村井

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