タイトルを見て「何それ?」って思った人、多いのではないでしょうか?
「てんとう虫」とは、1958年から富士重工業(現SUBARU)より発売されていた『スバル360』の愛称です。昆虫の方ではありません。
もし知っていたとすると、それなりの年齢の方か、なかなかの車好きですね。
と、いう訳で今回、『スバル360』の健康診断(点検・整備)を実施しました。
さかのぼると、2016年。市川市にあります千葉県立現代産業科学館より、静態保存(自走不可能な状態)展示されているスバル360を、動態保存(自走可能状態)にするという「スバル360修復プロジェクト」を当校にてお手伝いさせて頂いた事が始まりです。
それから6年が経ち、保存状態を維持する為、再び当校にて点検と整備をさせて頂きました。
6年の間に再びエンジンが始動できなくなってしまった様なので、その原因を調べ修理したり、ブレーキやタイヤなどの重要な部品の点検・修理をしたり、前回の「スバル360修復プロジェクト」の時に時間の都合で手の付けられなかったルーフトップの補修をしたりしました。
点検・整備の完了したスバル360は現在、千葉県立現代産業科学館のエントランスホールにて展示が行われています。もし宜しければ新型コロナウイルス感染症対策のうえ実車を見に行ってください。5月8日(日)まで展示されている様です。
千葉県立現代産業科学館リンク
千葉県立現代産業科学館 (chiba-muse.or.jp)